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調査研究

北海道生産性本部基本調査

北海道生産性本部基本調査

「第12回 北海道生産性本部基本調査」 (生産性運動・賛助会員サービスと人材育成に関する調査)結果について

2019年3月15日 公表

北海道生産性本部(会長:森 昌弘)は、当本部の賛助会員・役員(企業・団体、労組、学識者)を対象に、生産性運動および賛助会員サービスの活用度と評価等に係わる「生産性運動・賛助会員サービスに関する調査」(1)を実施、併せて地場企業・団体を対象に人材育成・能力開発に関する課題について「人材育成に関する調査」(2)を実施した。ご協力いただいた賛助会員・役員、地場企業・団体各位に深く感謝申し上げるとともに、集約結果を以下のとおり報告する。

調査概要

・調査(1)対象:当本部賛助会員・役員(企業・団体、労組、学識者)・・・339件
・調査(2)対象:当本部賛助会員(企業・団体)および地場企業・団体・・・473件
・調査方法:上記対象に対する郵送によるアンケート調査
・調査時期:2019年2月
・回  答:(1)「生産性運動・賛助会員サービスに関する調査」135件(回答率39.8%)
         (内訳:経営[企業・団体]106件、労組23件、学識者6件)
      (2)「人材育成に関する調査」145件(回答率30.7%)
         (内訳:企業139件、団体5件、不明1)

調査結果

■生産性運動

これからの生産性本部の事業展開にあたっての最重要項目として、第1位が「雇用の維持・確保」37.8%であった。第2位は「新入社員・若年社員の育成」28.9%、第3位は「生産性運動の普及啓発」と「ワーク・ライフ・バランスの推進」が同率25.9%となった。第1位、2位は昨年度と同じ順位となったが、「生産性運動の普及啓発」が4.3ポイント(以下Pと表示)増えて、昨年7位から順位を上げた結果となった。

■会員サービス

・当本部の普及啓発事業への参加状況(「参加したことがある」)は、「本部講演会(生産性セミナー)」57.1%(前回比+4.8P)、「能力開発型生産性セミナー」30.8%(同+1.6P)、「本部企業見学研究会」18.9%(同+4.3P)で前回を上回ったが、「生産性労使フォーラムIN北海道」31.1%(同▲3.3P)については前回より減少した。
・当本部の情報発信について、「生産性新聞」を「よく読んでいる」「時々読んでいる」を合わせて87.3%(同▲0.4P)、「会報せいさんせい」が同81.4%(同▲3.1P)、「当本部ホームページ」は同49.6%(同▲10.9P)となり、いずれも前回より減少となった。
・調査報告について、「新入社員意識調査」を「活用している」「時々見る」を合わせて71.6%(同+3.2P)、「人材育成に関する調査」は同72.3%(同+3.3P)といずれも前回より増加となった。
・当本部の「会員サービス全般」については、「大変満足」「満足」を合わせて56.7%(同+2.1P)となり、「満足」51.5%は昨年と同率であったが、「大変満足」が5.2%(同+2.1P)で増加した。

■企業・団体の人材育成・能力開発に関する課題

・従業員の能力(知識・技能)、意識・姿勢に対しての満足度は「とても満足している」「ある程度満足している」を合わせて40.0%となり、「やや不満である」「とても不満である」を合わせた31.7%を8.3P上回った。従業員規模別の満足度は、全て「ある程度満足している」が第1位(100人未満37.7%、100~499人43.1%、500人以上40.0%)と従業員規模による差は見られなかった。
・従業員の能力等で不満を感じる階層では、第1位が「若手社員層(~28歳程度、役職者以外)」20.7%、続いて「管理者層(課長クラス)」17.2%、「ベテラン層(36歳程度~役職者以外)」16.6%の順となった。具体的に物足りなさや不満を感じる能力等は、監督者層、管理者層以上では「指導・育成力」(監督者層50.0%、管理者層68.0%、上級管理者層62.5%)、若手社員層、ベテラン社員層では共に「自主性・積極性」(若手社員層73.3%、ベテラン層50.0%)、中堅社員層では「指導・育成力」「リーダーシップ」が同率47.4%となり、それぞれ最も多かった。
・今後、特に育成に力を入れたい階層では、第1位が「中堅社員層(29~35歳程度、役職者以外)」29.0%、続いて「若手社員層(~28歳程度、役職者以外)」22.8%、「監督者層(係長・主任クラス)」15.9%の順となった。具体的に強化したい能力等は、若手社員層では「自主性・積極性」60.6%、中堅社員層では「リーダーシップ」42.9%、ベテラン層、監督者層で「仕事の管理・遂行力」(ベテラン層58.3%、監督者層60.9%)、管理者層、上級管理者層では「指導・育成力」(管理者層68.8%、上級管理者層50.0%)となり、それぞれ最も多かった。
・人材育成・能力開発について、特にこれからの業務遂行の中心を担っていく「若手~中堅社員層」と、組織を担う管理者層となっていく「監督者層」の育成強化を希望している。

本件に関するお問合わせ先

北海道生産性本部(担当:澤田)

〒060-0001 札幌市中央区北1条西2丁目 北海道経済センター6階
TEL:011-241-8591 FAX:011-241-3898

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